横浜市電保存館しでんほーる
神奈川県横浜市, Japan
- Architekten
- エイバンバ
- Standort
- 神奈川県横浜市, Japan
- Jahr
- 2017
横浜市電保存館「しでんほーる」は建物の機能のほとんどが駐車場と多目的ホールです。
それぞれを一つの機能としてとらえてしまのではなく、駐車場は、中央に広い通路を持ち、その両側に車室やピロティが並ぶ屋外の屋根付き広場としてとらえ、多目的ホールは、全体を使う時以外の部分的な利用や、複数のアクティビティが同時に起こることを想定するなど、空間を機能ごとに分節してとらえることで、建物を4つのボリュームに分け、それを集めて一つの空間にまとめています。
また、そうすることで、周辺の住宅街のスケールに馴染みながら、特徴的な外観を持つ建物とすることを目指しました。また、敷地は、西側前面道路以外にも、北側は本館へ続く屋外通路、東側は本館エントランス、北側はバスセンターへ至る道路やバス停であり、裏が無く様々な方向から見られる場所です。
建物を4つのボリュームの組み合わせと、半円形のトンネルのような開口部で構成ることで、見る角度によってさまざまに変化し、2階のホールの活動を見ることのできる、特徴的な外観としています。
意匠:abanba
構造:yAt 構造設計事務所
設備:設備計画
施工:安藤建設
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