子供部屋 アネックス
埼玉県, Japon
- Architectes
- オーガニックデザイン
- Lieu
- 埼玉県, Japon
- Année
- 2017
家族の変容と連動する有機的な増築
~ルームインルーム 楽しいアルコーブベッド~
この増築のプロジェクトは、子供(長男)が0歳の時に建てた家で、小学生低学年までは居間で親と一緒にな勉強をする予測の上で、今後の家族の変容も予測が出来なかったので作らなかった。そして子供が小学生中学年になるタイミングで、学習量も増えてきたため、長男、長女の為の子供の部屋の増築を計画した。
その計画は、元々イエの隣にある車のガレージの骨組みを利用しながら2人の子供のための部屋を母屋と繋ぐ建築をした。もともと新築したときに増築軸を考えおり、いくつかのバッファゾーンを設けていたので、そこを計画通り利用した。
この部屋の特徴はルームインルームという設定で、部屋の一部でありながら、ベッドスペースを独立した空間のようにも感じることができるアルコーブベッドとし、こじんまり落ち着いて過ごせ、眠れる快適さを設えた。
機能的には、風通し、光、空調効率、布団の出し入れ、子供を抱きかかえてベッドに連れて行けることなどの実務的な観点も反映している。
そして、収納も同様なアルコーブタイプの反復デザインで設え、部屋の統一性を図っている。
色使いなど一見子供部屋のように見える方も居るかもしれないが、大人になっても愛着が持てるようデザインを心がけている。
そして、予定では子供が独立し巣立っていた後は、夫婦それぞれの書斎になる予定で考えている。
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