Photo © Makoto Matsubara
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/SLASH

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Lieu
岐阜, Japon
Année
2012


内と外との視線のあり方をテーマに扱った住宅。


クライアントの要望は、光が射しこむ明るい室内空間と愛着の持てる特徴的な外観が求められた。


敷地は10年以上前に開発された閑静な住宅街の一角。長くつづく一本道の突き当りに南面を向ける環境では、道ゆく人々の視線を避けながらどのように光を採り入れればよいのかが課題となった。


そこで斜めの壁のアイディアが検討される。


道に面する壁を斜めに倒すことで、通行者からの視線を遮り、室内の家族の視線は上部の空へと向けることができる。さらに、斜めの壁に設けられた開口部からは、十分な採光がとれるようになった。1層目にはアーチ型、2層目には家型、3層目には四角型の開口部をもつ内部では、それぞれの層ごとに異なった風景への見え方を作り出している。

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