コーポラティブガーデン
プロジェクト一覧に戻る- 場所
- 東京都, 日本
- 年
- 2015
担当: 西田司+岩崎修+中川エリカ
都心の駅から至近の利便性と共に、区の保存樹に指定される桜並木の緑道沿いに位置する計画地は、魅力的な外部環境を携えていた。「みんなで建設して集まって住む」というコーポラティブハウスの与条件を最大限活かすため、10枚の床を10個の敷地を見立て、10通りの家と庭をセットして垂直に重ねた。構造フレームを工夫することで全ての外壁を雑壁として扱い、住む人自身が外壁や開口部の位置を自由に決めていく。外壁が自由ということを利用し、途中、半数がメゾネット住戸となる10層8住戸の建築に改造された。どの庭も生活の幅を広げていけるような特徴をもち、共有のEV/階段/大きな吹抜けにより、立体的に繋がっていく。