昭和女子大学附属昭和こども園
東京, 日本
- 建築家
- 納谷学/納谷建築設計事務所
- 場所
- 東京, 日本
- 年
- 2015
世田谷区にある昭和女子大学のキャンパス内に計画した幼保一体型のこども園である。要求されたクラスは0歳児から5歳児まで12クラス、延べ223人の子供達のための施設。計画では、園庭を2階レベルに持ち上げ明るい園庭を確保した。西側道路沿いは、子供達のアクティビティが街に溢れ出るようにして、街にも開放的で圧迫感のない優しい建築を目指した。
1階には、低学年クラスや事務スペース、運動場など、多くの諸室を用意し、全体として8の字を描くような行き止まりのないプランとした。クラス間の壁も最小限に抑え、自由に行き来できる。
2・3階は、プランの自由度を守りつつコンパクトにして、子供達は園庭にどこからでも出ていける。
園庭には2つの丘を作った。園庭の上では子供達は楽しく駆け回り、その下では多くの光を事務所の奥まで優しく導く。さまざまな操作と配慮の結果、この「昭和こども園」が、昭和女子大学らしいキャンパスとしてだけではなく、街の顔となることを望んでいる。
関連したプロジェクト
Magazine
-
NEOM Updates
1 day ago
-
Mind the Gap
2 day ago
-
Watchtower Einderheide
3 day ago