CONSERVATORY
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- 2005
クライアントは植物の種や流木を素材にする芸術家で、自然収集家とも言えるほど多岐にわたり植物を収集している。特にバナナやマンゴーなどの亜熱帯植物をビニール温室で育てていたほどの本格派だ。この住宅は、そうした自然収集家の住まいとしてのコンサバトリー(温室)である。
プランは庭、住宅、温室、アトリエの4層からなり、アトリエと住宅、住宅と庭のバッファゾーンとして温室(コンサバトリー)を位置付けている。コンサバトリーの温湿度環境は、温室効果と煙突効果を使いながら、手動で風道を確保することでコントロールできる。温湿度のコントロールも生活の一部として楽しむ提案となっている。