湘南モノレール富士見町駅
神奈川, Japan
- Architekten
- 田邉雄之建築設計事務所
- Standort
- 鎌倉市台2-19-7, 神奈川, Japan
- Jahr
- 2017
神奈川県の大船と江ノ島を結ぶ湘南モノレールの富士見町駅の壁面をバリアフリー化工事に併せて鎌倉・藤沢リングプロジェクト研究会の一員としてデザインをおこなった。
今回は、モノレールというものが鉄道と少し異なる位置(視点)からまちを観察できることから考えはじめている。
湘南モノレールは鎌倉と藤沢の山々を登り下り、時には谷を通過していく。そのような魅力的な周囲の山々や、遠くは箱根や富士山と駅舎との距離・高さから導かれる形状を2次元化し壁面にプロットした。
変化の激しい近景と微動の遠景のレイヤーは、駅によって異なる仕組み。素材はポリカーボネート複層半透明パネルで、その3つに分かれた中空層にアルミパイプと銅パイプ(富士山用)を差し込み重なり合う山々を表現した。
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