Sloping House Project
プロジェクト一覧に戻る- 場所
- Undefined, 日本
- 年
- 2008
Holcim Award 2008 参加作品
“日本の「里山LOHAS」(ジャパニーズ里山ロハス)”
このプロジェクトでは、住宅をスロープに沿って配置し、地形になじませることでスカイラインを低く抑え、周囲の樹木の繁茂がスクリーンとなってプライバシーを確保しつつ、採光や通風さらには俯瞰・仰観眺望に優れた居住空間の創出を試みています。高低差を利用した屋根のダブルユースやソーラーパネルによる自家発電システム、階段空間と床下ピットをエアサーキュレーションに利用した従来のパッシブソーラーシステムに加えて、雨水と沢の水をろ過後、1Fのプールに溜め、必要に応じて循環させるなど、エコロジカルな『ハイブリッドパッシブアーキテクチャー』を意図しました。移動と共に様々に移ろう眺め、広がる空間。木製ルーバーの大型スクリーンと大階段、それに続く禅庭。水音に誘われるように降りていくと、期待に違わず緑豊かなプライベートリゾートがハーフインドアのプールと共に迎えてくれます。高低差13mの移動が運動感覚や気持ちを刺激し、その巡回体験は空間にメリハリと快適さを感じさせます。
用途 戸建住宅
設計 環境計画スタジオ 橋本健
共同設計 髙山美紀
設備設計 M・E・C 佐藤信雄
セガ・プランニング 瀬川修一
規模
敷地面積:223.60㎡
建築面積:111.32㎡
延床面積:116.20㎡
建蔽率:49.7%
容積率:51.9%
階数:地上2階
最高高さ:5.90m
期間
設計期間:2007年4月〜2007年7月
構造
主要構造:鉄筋コンクリート構造
杭・基礎:ベタ基礎